自家醸造ワインの作り方 米ワインの簡単レシピ
私の体験談をもとに自家醸造のワイン、米をもとにしたワインの作り方を紹介します。ポーランドに在住なので現地の材料をもとに作りました。
用意するもの-出来上がりが7リットルのワインを想定
- レーズン 150g
- 砂糖 1120g
- 米 1,4kg
- 水 5,18リットル
- ワイン用イースト菌 3g
- 培地 ひとつまみ
以上が米ワインの基本の材料ですが、コレに加えて様々なハーブや調味料を加えて独自のワインを楽しめるのでオプションのハーブの材料も紹介します。
- Goździki・・・クローブ 8片
- Ziele angielskie・・・中南米のハーブ 8個
- Pieprz czarny・・・黒コショウの粒 12粒
- Cukier waniliowy・・・バニラシュガー 45g
- Muszkat・・・ナツメグ 小さじ1
- Imbir・・・しょうが 小さじ1
- Tymianek・・・ヨーロッパのハーブ 小さじ1
- Bazyli・・・バジルの粉 小さじ1
- Cynamon・・・シナモン 小さじ1
- Kurkuma・・・ウコン 小さじ1,5
ワイン用イースト菌を作る
出来上がりが7リットルのワインを想定して作るので3gのイースト菌を使います。
一度熱湯消毒した瓶に沸かしたお湯を入れます。雑菌があるとイースト菌がよく働かないからです。100mlのお湯を用意します。そこにイースト菌を入れて、培地の白い粉を指でつまんだくらいの量を瓶に入れます。
一度蓋をして瓶を振ってかき混ぜました。
その後蓋をとって、綿を瓶の口に詰め込みます。
瓶の中の菌が呼吸できるようにするためだそうです。
説明書には気温25度くらいの暗い場所に3,4日保管してと書いてありました。
4日位すると菌が活性化します。あとでワインの大元をつくったら、そこにこのイースト菌を入れます。
米ジュースを作る
ワインの大元、米ジュースを作ります。
ワインジュースを作るのに必要な材料です↓
オプションのハーブや調味料をコップに全て入れてかき混ぜておきます。
次にレーズンを茹でます。さっとお湯に通す感じで、すぐにお湯をきります。
レーズンが冷めたら一粒を2等分くらいに切ります。
米を洗います、何回か水を捨てて、水が透明になってきたら水切りしました。
用意した水の4分の3くらいを鍋に入れて沸かしました。その後、沸いたら砂糖を入れて溶かします。
あとの4分の1ほどの水は残して置いてください。あとの工程でまた使いますので。
そしてワイン作成用の瓶にあらった米、お湯に通したレーズン、砂糖を溶かしたお湯、ハーブを入れます。
イースト菌を米ジュースに入れる
Fermentation lockという器具を瓶の口にいれます。
その器具に下の写真の←のところまで水を入れます。
菌が働くと下から気体がくるので、器具の中で水がぽこぽこします。
残りの水を瓶に入れる
ワイン用イースト菌を入れてから4日たってから残りの4分の1の水を入れました。
いろいろ他のレシピを見ると、水を分けて入れているようなので真似してみました。
もう既にアルコールのにおいがぷんぷんしてきました。
ここから2週間ほど待って米やレーズンを取り除いた液体だけを抽出する作業をします。
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